販売活動中の不動産がなかなか売れない!何が問題なの?
不動産を売却活動中のお客様の中には、スムーズに売れなくて困っている方もいるでしょう。
このような場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。
今回は、不動産が売れない原因や改善策、上手に売却するためのポイントの概要をご説明いたします。
売りたい不動産がスムーズに売れない三大理由
売りたい不動産がスムーズに売れないときは、まず原因を探ることから始めましょう。
多くの場合で、次の3つのどれか一つ、または複数の要素が該当して、売れていないと考えられます。
物件の条件に対して価格が高い
東京都中央区を始め、その周辺エリアにあって、よっぽどの特殊事情がなければ、売れない(値がつかない)不動産は存在しません。
つまり、ほとんどの物件の売れない理由は、「物件の条件に対して売りたい価格が高すぎる」ということになります。
ただし、売れないからと言って、すぐに価格が高いから、という答えを出すのは早い場合もあります。
これについて、後ほどまたご説明いたします。
依頼している不動産会社に問題がある
通常は、どんなに販売力が低い不動産会社に依頼しても、常識的な会社であれば、売れないことはありません。
なぜなら、不動産マーケットのしくみとして、買い手を見つけてくるのは、お客様が直接依頼した不動産会社以外の会社でも良いからです。
ただ、悪意のある囲い込み(他の不動産会社のお客様をブロックする)をおこなう会社や、最低限の不動産売買業務ですらまともにできない会社に依頼してしまうと、不動産会社が原因で売れない、という可能性もあり得ます。
もし、お客様が依頼してしまった会社がこれに該当する場合は、早急に不動産会社を変更することを考えなくてはなりません。
よっぽどの特殊事情で売却が困難
東京都中央区を始め、その周辺エリアではありえないと思いますが、例えば人気のない古いリゾート地など、使い道がないのに所有しているだけで、税金や温泉利用権などの費用負担が発生する不動産の場合、0円でも買い手がつかない、といったことが起きます。
東京都内でも、例えば、私道の持分権利だけを売却しようと考えても、なかなか買い手がつかない可能性が高いです。
この場合、どうしても売却が困難なことが多いですが、何か方法がないか、もしかしたら解決策がある可能性もゼロではありません。
よろしければ、サウザンドハンズ株式会社にもご相談してみてください。
物件の条件に対して価格が高い不動産を売れるようにするための改善方法
何も考えずに価格を下げる前にやるべきことがあるかもしれません。
物件の条件を良く見せる方法を実践する
ちょっとしたことがきっかけで、売れなかった物件が売れるようになります。
例えば、基本的なことですが、居住中の物件の場合、お客様が見学時に、きれいに整理整頓されているかどうか、見学時の室内温度や湿度が良好かどうかなどです。
一般のお客様が、室内をリフォームしてから販売活動をおこなうことはあまりありませんが、結露でカビが大量に発生している壁など、あきらかに購入検討のお客様の印象に影響が大きいポイントは、その部分だけリフォームをしてから販売活動をすることで、売れるようになる場合があります。
売れやすくなるポイントは、どんな物件にも当てはまるポイントと、その物件ならではのポイントがあります。
お客様の物件に何か改善点があるかどうかは、不動産会社の営業担当にアドバイスを求めることになります。
不動産会社の営業担当には、売出前の段階でのアドバイス、その後の購入検討者の状況を踏まえたアドバイスを適切におこなうことが求められます。
様子をみる
売れるためにできることをしっかりとおこなっている場合であれば、価格を変更せずに少し様子をみることも一つです。
東京都中央区やその近隣エリアの物件であれば、時期による売れやすさにあまり違いはありませんが、物件の特性とお客様の状況によっては、有効な戦術と言えます。
少し様子を見た方が良いのかどうか、営業担当に聞いてみましょう。
ただ何もしないのと、理由をもって様子をみることは違いますので、営業担当にはこれまでの経験や判断力が必要となります。
価格変更をする
いざ、価格を変更する場合は、どのような意図をもって価格を変更するのか、しっかりと考える必要があります。
当たり前ですが、価格は安くすればするほど、売れやすくなります。
少しでも高く売りたい場合と、早く売りたい場合では、価格の変更の仕方が変わってきます。
お客様の場合は、どのような価格変更をおこなえば良いのか、営業担当に聞いてみましょう。
依頼する不動産会社または営業担当を変更する
これまでご説明してきました通り、お客様は、販売活動開始以降、不動産が無事に売れるようになるために様々な判断をおこなう必要があります。
そして、その判断を下すために、信頼できる経験豊富な営業担当がパートナーになっている必要があります。
もし残念ながら、適切なアドバイスをもらえない場合や、営業担当の考え方とお客様の考え方が全然合わない場合はどうすれば良いのでしょうか。
そのままの状態でも売れる可能性はありますが、少しでも良い条件で売りたいと考えるのであれば、思い切って担当者を変更してもらうか、場合によっては会社自体を変更することを考慮した方が良い可能性があります。
セカンドオピニオンの意見を聴く
医療の世界では、何か大きな病気の診断をされてしまった時、他の病院や医師の意見も聴く、いわゆるセカンドオピニオンがかなり浸透しているようです。
不動産売買も、大きなお金が動く、一生を左右する場合もあるイベントです。
不動産売却がうまくいかない時や、何か問題を感じた場合には、セカンドオピニオンに意見を聴くべきでしょう。
そうすることで、新たな道が切り拓かれる可能性があります。
まとめ
今回は、不動産が売れない原因や改善策、上手に売却するためのポイントの概要をご説明しました。
実際は、その不動産売却ごとに、原因や考えられる改善策が様々あります。
サウザンドハンズ株式会社では、不動産売却がうまく進んでいないお客様を対象に、セカンドオピニオンサービスを無料提供しております。
他の不動産会社にご依頼いただいている状態でも、弊社社長のこれまでの豊富な経験をもとに、より具体的な問題点の洗い出しや、対応策のご提案をさせていただきます。
その後の不動産会社の変更については、対応できるケースとできないケースがありますが、まずはお気軽にご相談いただければと思います。