不動産売却の一般的な流れを解説。≪ご相談開始から売買契約を結ぶまで≫｜中央区の不動産売却

不動産売却の流れを丁寧に解説。媒介契約から売買契約を結ぶまでを解説します。

不動産売却を何度も経験している人は少ないかと思います。
ほとんどの方が初めての売却になり、流れが分からず不安になるかと思います。
今回は、不動産を売却する為に、まずは何をすればいいのか、販売活動をおこなうための媒介契約から売買契約までの流れを丁寧に解説していきます。
流れが分かれば、焦る必要もなくスムーズに売買契約まで手続きを進めていくことができます。

※本ページは、一般的な不動産売却の流れとなります。お客様のご事情や不動産の内容によって、流れが異なる場合もありますので、具体的なご相談は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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不動産売却の最初のステップ、まずは相談・査定から

不動産を売却する可能性が出てきましたら、まずは、不動産売買を得意としている不動産会社に相談をします。まだ、売却が確定していなくても大丈夫です。

相談と併せて相談したい不動産の査定をしてもらうことになりますが、相談も査定も基本的に無料でおこなうことができます。
不動産会社との相談・査定は、主に２パターンあります。電話やメール、書類のやりとりのみの相談・査定（机上査定）と、実際の不動産の現地を確認した上での相談・査定（本査定）です。

お客様の都合に合わせて、どちらかを選ぶことになりますが、売却の可能性が高ければ、二度手間を避けるために、始めから本査定が望ましいでしょう。

相談・査定によって、売却検討の不動産の査定価格や売却時の必要経費、必要書類などを知ることができます。
なお相談する不動産会社は、一つでなくても構いません。複数の会社に相談することができます。ただし、何社も相談をすると、その分時間も労力もかかってしまうため、2社から、多くても4社程度に抑えておいた方が良いでしょう。

不動産売却が決まったら、不動産会社と媒介契約を締結

売却を検討するのに必要な情報を得て、いざ売却することが決定しましたら、実際に売却活動を直接依頼する不動産会社を決めて、その会社と媒介契約を締結することになります。
媒介契約には、３種類あり、「一般媒介契約」、「専任媒介契約」、「専属専任媒介契約」があります。
それぞれ販売活動するということは変わりませんが、売主様へ販売状況を報告する義務や、指定流通機構レインズというサイトへの物件情報登録義務の内容に違いがあります。

そして最大の違いは、一般媒介契約であれば、複数の不動産会社に対し、同時に直接売却活動を依頼できます。専任媒介契約と専属専任媒介契約の場合は、直接依頼できる不動産会社は一社のみとなります。

どの契約形態が良いかは、お客様の状況や物件の状況によって変わることもあります。

その他、媒介契約では、不動産の販売活動の内容や、不動産の売買が成約となった際に不動産会社に支払う報酬金額などを決めます。

販売活動から売買契約の締結まで

媒介契約を結ぶと、不動産会社が販売活動を始めます。
販売活動が始まれば、基本的には不動産会社が主導となって、お客様は必要に応じて協力していただくことになります。
具体的には、広告内容の確認をしていただいたり、購入検討のお客様が実際に不動産を見学する際に、お立会いいただいたりします。
販売活動の結果、購入希望者が現れましたら、条件交渉をおこないます。
交渉となる要素としては、価格であったり、引渡し時期であったり、その他、様々なポイントが交渉のポイントになります。専門的な内容も出てきますので、不動産会社の担当と相談しながら、交渉していきましょう。
条件がまとまりましたら、不動産会社が売買契約締結に向けて、準備をおこないます。
売主様には、契約関係書類作成に一部ご協力いただくこともありますが、基本的には不動産会社に任せておけば大丈夫です。
売買契約時には、原則、売主様、買主様、不動産会社担当が集まり、売買契約書に署名・捺印をおこないます。

通常、買主様から手付金を受け取り、売買契約締結となります。