マンション売却の流れ｜要点をわかりやすく詳しく解説！
これからマンション売却をご検討中の方は、どのような流れで取引が進んでいくのかどうか気になるところでしょう。
売却開始前の段階で、全体の流れを大まかでも構いませんので把握しておくと、余裕をもって取引に臨むことができます。
今回は、マンション売却の流れについてご案内します。
売却希望のマンションがいくらくらいで売却できそうなのかどうか、不動産会社が査定をおこないます。
査定の方法は２種類あり、簡易査定（机上査定）と本査定（訪問査定）です。
簡易査定（机上査定）は、不動産会社の担当者が、マンションの一般的な概要情報と、マンション内や周辺にある類似条件のマンションの取引情報を基におこなう査定です。
最近流行りのAI査定も簡易査定の一種で、査定価格を人が考えるのか、AI（コンピュータ）が考えるのかの違いです。
本査定（訪問査定）は、簡易査定の工程を踏まえた上で、不動産会社の担当者が、実際にマンション内（室内を含む）をチェックしたり、お客様から物件の状況や売却事情などをヒアリングしたりすることで、簡易査定よりも精度の高い査定をおこないます。
※マンションを第三者に賃貸した状態で売却を希望する場合は、マンション内のチェックは省略されます。
真剣に売却を検討されている場合は、簡易査定だけでは不十分です。
特殊な事情があるときを除いて、本査定が必要となります。
売却に関する相談は、電話やメールでも可能ですが、不動産会社の担当者が室内を確認したりお客様保有の資料を閲覧したりできる環境の方が、よりスムーズに進められるため、本査定時に同時におこなうことが一般的です。
売却活動を始める前の段階で、不安に思っていることや疑問点は、どんどん不動産会社の担当者に質問し、解消するようにしましょう。
サウザンドハンズでは、この段階で、税金を含めたマンション売却時の諸費用についてご案内し、マンション売却後、具体的にお客様の手元にいくらお金が残るのか、ご案内しております。
マンション売却を開始するには、不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約は、３種類あります。
お客様の売却事情によって、適切な媒介契約の形が変わります。
また、依頼しようとする不動産会社によっては、専属専任媒介契約または専任媒介契約を結んでしまうと、売主様に対する背信行為である「囲い込み」をされてしまうリスクがあります。
インターネットが整備された現在の不動産売買取引の環境下では、専属専任媒介契約や専任媒介契約を利用した方が売主様にも不動産会社にもメリットが大きいのですが、囲い込みリスクがどうしても気になる場合、信頼できる不動産会社だと判断がつかない場合は、一般媒介契約を結ぶということも検討の余地があります。
その場合は、基本は2社、多くても3社までがお勧めです。
なお、サウザンドハンズは、専任媒介契約をお選びいただいた場合でも、売主様に対する背信行為となる囲い込みは一切おこないません。
その点をご信頼いただけるお客様に対しては、仲介手数料が非常にお得になるプランをご用意しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
媒介契約を締結すると、不動産会社が写真の撮影や、資料作成をおこない、広告の準備をおこないます。
概ね一週間以内には広告の準備が整い、集客活動が始まります。
通常、お客様自身が広告を作成する必要はありませんが、居住中物件の場合など、広告に使用する写真撮影のため、一時的な家具の移動や生活用品の整理整頓にご協力ください。
加えて、サウザンドハンズでは、眺望が素晴らしい物件であれば、お客様がお持ちの素敵な眺望写真をご提供いただくほか、広告や物件紹介活動で特に強調してほしいアピールポイントがございましたら、ヒアリングの上で広告・販売活動に反映させていただいております。
お客様を物件にご案内する方法は、居住しながら売却される場合は、事前にご案内日時を調整させていただき、お客様立ち会いのもと、ご案内することが一般的です。
空室物件を売却される場合は、事前に鍵をお預かりし、お客様にはご案内日時をご報告だけし、お客様の立ち会いはしない状態で、ご案内することが一般的です。
お客様のご案内を経て、購入希望者が現れると、申込が入ります。
価格や引渡し時期など、交渉要素がある場合は、不動産会社を通じて折衝をおこない、条件がまとまれば売買契約を結びます。
契約時の書類等は、全て不動産会社が作成します。
交渉がまとまり次第、早ければ一週間程度、遅くても二週間以内には、売買契約手続きに進むことが一般的です。
売買契約後、決済・引渡しに向けて、準備をおこないます。
居住しながら売買契約を結んだ場合は、引越しをする必要があります。
引越し先がまだ決まっていない場合は、決済・引渡し期日に間に合うよう、まずは引越し先を探す必要があります。
住宅ローンの残債がまだ残っている場合は、借入金融機関に対し、一括完済手続きをおこなう必要があります。
その他、電気・水道・ガス・電話・郵便・新聞などの停止手続き、不要物の処分手続きなど、必要に応じて手続きをおこないます。
売買契約を結ぶ時点で決める「決済・引渡し期日」は、売主様、買主様、双方が合意すれば、延期することもできます。
しかし、もし合意できないと、その期日までに引き渡せる状態になっていなければ、売主様の契約違反（違約）ということになり兼ねません。
売買契約の前に、ご自身が売買契約後、決済・引渡しまでの間に具体的に何をおこなう必要があり、どのくらいの期間が必要なのかを整理しましょう。
そして、売買契約上の決済・引渡し期日を、後になって延期する必要のない余裕をもった時期に設定し、契約を結ぶようにしましょう。
決済・引渡しと所有権移転は、原則全て同時におこなわれます。
一連の手続きに必要な書類作成や段取りは、不動産会社の担当者や司法書士事務所がおこないます。
なお、引渡しは、マンションの現地でおこなわれることはほぼなく、不動産会社の事務所や銀行などで部屋の鍵を渡すことで「引渡し」となります。
引渡し後に室内の不具合等なければ、不動産会社の担当者が直接関係し進めていくマンション売却の流れは、ここで終了です。
ただし、多くのお客様は、この後に確定申告をおこなう必要があります。
確定申告は、お客様が主体的におこなっていただく（もしくは税理士事務所に委託していただく）必要がありますが、サウザンドハンズでは、必要に応じて、確定申告のサポートにも対応しております。
マンション売却にかかる期間とは？
マンション売却をされる方には様々なご事情がございます。
不動産会社に相談を始めてからカウントすると、マンションの引渡しが完了するまで、早ければ1か月以内に完了するケースもありますし、逆に1年以上かかるケースもあります。
平均的なマンション売却であれば、半年程度が目安となります。
その差がつくポイントは、次のようなポイントです。
・売出開始までの期間が長い・短い
早い方は、売却希望の時期よりも1年以上前から不動産会社に相談を開始することもあります。
逆に、すぐに売らなければならない事情が生まれた方は、相談開始した当日に売出開始するケースもあります。
・売却活動期間（広告期間）が長い・短い
売主様のご事情・ご意向によって、売却条件は自由に決められます。
もっとも影響が強いのは広告価格であり、急いで売らなくても良いような事情の場合で、相場より高い価格で売出開始をすると、その分、売却活動が長くなりがちです。
数年売却活動が続く、ということも珍しくはありません。
逆に、急いで売却しなければならないケースでは、当然、売却活動期間が短くなります。
売主様がマンション買取を選ばれるようなケースでは、最短2～3日で売却活動が終了することもあります。
不動産会社が査定時に案内する査定価格は、概ね2～3か月以内に成約するだろうという価格であることが一般的ですので、その通りの価格で売り出す場合は、売却活動期間は、1～3か月が目安となります。
・契約から決済・引渡しまでの期間が長い・短い
お住み替え先の事情などから、契約をしてから決済・引渡しまでの期間を長めに希望される売主様もいらっしゃいます。長いと、一年以上、間が空く契約となることもあります。
売却をお急ぎのケースでは、最短では、契約と決済・引渡しを同日におこなうということもあり得ます。
一般的によくある取引では、契約後、1.5～3か月後に決済・引渡しとなるケースが主流です。
また、売却時に既に空室になっている物件の方が、期間が短くなる傾向があります。
東京23区内のマンション売却ならサウザンドハンズにご相談ください
いかがでしたでしょうか。
マンション売却の流れについて、解説させていただきました。
サウザンドハンズでは、今回ご案内したようなマンション売却の流れを、最初のご相談時にご説明することは当然として、取引が進むにつれて、常に少し先を見越したご案内をおこなって参りますので、売主様を不安にさせません。
さらに、東京23区内のマンション売却をご検討中のお客様向けに、非常にお得な売却サポートサービス「マンションプロ売却」を導入しております。
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ご相談をお待ちしております。
